先週の土曜日に横浜のパシフィコ横浜が5千人の観客でうまった。
4時間もの間、この人達を惹きつけたのが、
間もなく98歳になる日野原重明先生と比叡山の酒井雄哉大闍梨(さかいゆうさい・だいあじゃり)のお二人が出演する米国財団法人野口医学研究所主催の「心の講演会」である。
有料の講演会だが、三階席まで満員になるというのは今の世の中を象徴していると思った。日野原先生の講演のタイトルは「よき死に連なるよき生き方」
酒井阿じゃ梨は「千日回峰行・堂入り編」というもの。
世界第二の経済大国になり、世界一の長寿国にもなった日本だが、豊かさは獲得したものの、この高齢化の時代になにかしらの心の迷いや空虚さを感じる。
また長い命を与えられたが生きがいや日常生活の充実感など、どうしていいものやら迷う。
そこで、高齢にもかかわらず元気で充実した毎日を過ごし、今なお世の中に多大の影響を与える日野原先生と酒井阿闍梨のお話から何か生きる上でのヒントを掴みたい。
そんな思いがあるのだろうか。
終演まで席を立つ人はいなかった。
お話の内容はどんなものか書きたいところだが私の一方的な短絡な解釈では誤解を生じるかも知れず・・なので省きますが、この種の講演会が今の時代が求めているものなのだということを知っただけでも大いなるヒントになったような気がしたのである。
タバコを喫わなくなってから、やっと4ヶ月あまりが経過した。
その間、タバコを喫った夢を6,7回見た。
最初のうちは「これはイカン。夢に見るほど喫いたいんだなあ」と反省したが、禁煙してかなり時間が経ったというのに全然タバコが嫌いにならない。
たまに1本喫うくらいはいいんじゃないか、などと常にエクスキューズを考えている有様だ。
しかし実際問題としては多分喫わないだろうという自信も生まれてきている。
先日の夢はタバコに火をつけて一回吸いこみ、慌てて火をもみ消すというものだった。
目覚めて「ああ、夢か」と思い、夢だったら最後まで喫えばよかったなあと不謹慎なことを考えた。
長年親しんだニコチンのしぶとさは中々のものだ。
それに加えてタバコを喫う「しぐさ」も身体に染み付いているようだ。
喫うマネをする禁煙パイポも、ハッカで気を紛らわせるという効果以外にタバコを喫うしぐさをするという大きな代償効果があるように思う。
写真は禁煙パイポについてくる禁煙戦隊ヤメルンジャーのストラップ。
女性が電車の中で平気で化粧するという光景は、案外見慣れたものになっている。
全く臆する様子もなく堂々と化粧に熱中する姿を何度も目撃していると、「車内化粧」は既に当たり前で、市民権を得たかのような錯覚すら覚えていた。
ところが先日、ある私鉄の社内の私の向かい側で、
それこそ熱心に化粧に励んでいた女性が、社内の中刷り広告に目をやった次の瞬間に、そそくさと化粧を止めて化粧道具をしまい込み、何事もなかったように座り直した。
その車内広告というのが、この写真。
多分、公共広告機構のキャンペーンだろうと思うのだが、こんなにもあからさまな効果があるとは驚いた。
ということは、「車内化粧」に励んでいた女性も内心は「はしたない」という気持ちがあったのであろう。
それが背に腹は変えられぬというか、時間がないので、化粧は車内ということになったのだろうと思う。
なにやら、ちょっと「ホッとした」ような光景であった。
「黒部、立山アルペンルート」と「黒部峡谷トロッコ列車」が目的でした。
全く気づかなかったんですが、たまたま八尾(やつお)の「おわら風の盆」(9月1日~3日)があることを知りました。
ホテル代が1万円ほど高くなっているので、その理由を訊ねたら「風の盆」の期間料金とのこと。
噂に聞く「風の盆」ですから、これはお金に変えられぬ、ラッキーと思い行ってみることにしました。
この「風の盆」を目当てにやってくる人は一晩に7万人だそうです。
私の場合、ホテルをバスで出発して約1時間、会場とはかなり離れた場所に到着して、そこからまた会場まで別のバスに乗り換えて10分ほど。
帰りの時間も決まっているので「風の盆」を楽しむ時間は3時間くらい。
実際に観る風の盆は随分イメージが違いました。
僕の「風の盆」の勝手なイメージは三味線と胡弓の響きにのせて、物悲しく響く「越中おわら」節に合わせひっそりと夜陰の中で優美に舞うという、飽くまでも地味なもの。
ところが着いてびっくり!
今や「風の盆」は一代観光産業に発展したという趣で、町中が観光客で埋め尽くされ、
町流しを観るのも、その通りは溢れる観光客で押し合いへし合い。
優美に舞う観光写真で観るような「風の盆」は観ることができませんでした。
常設の五会場も遠くからやっと観えるという感じ。
期待した「町流し」もちょうど自分が行っている時間に「町流し」があるとは限らないそうで僕の場合は殆んど観ることができませんでした。
殆んどというのは、一度だけ「町流し」に出会いましたが、なにしろ人が多すぎて、全く風情を感じることもなく「道をあけて!あけて!」の叫び声ばかりが目立つ有様でした。
しかし、八尾はいい町並みですね。
昔のたたずまいで、風の盆関係なしに訪ねても風情のある街だろうと思いました。
「おわら風の盆」の歴史は300年だそうですが、人気が出過ぎてこれからどう整理をつけていくのかが課題かなと思った次第です。