年に数回、結婚式に招かれるが、昨日友人のお嬢さんの披露宴に出席した。
ここ数年の私の体験では、仲人さんがいてというような昔からのオーソドックスというか古典的な披露宴がすっかり影を潜めたようだ。
昨日も今はやりの「人前式」だった。
格式ばらずに、あくまで友人中心のセレモニー。
今回初めて体験したのが、「ファースト・バイト」と「ブーケブートニア」というもの。
「ファースト~」の方はウエディングケーキに入刃してから、
新郎新婦がお互いにスプーンで相手にケーキを食べさせるというもの。
誰がいったか、新郎は新婦に「一生自分が働いて食べさせますよ」
新婦は新郎に「おいしいお料理を作ります」という意味があるとか。
「ブーケブートニア」は人前式のメインイベントで、新郎が入場してくるときに参列者がそれぞれ持つ一輪のバラの花を集め花束にしたものを花嫁に渡す。
新婦はその花束から一輪のバラを抜き、それを新郎の襟に差し込む。
ホントかウソか、解説によると、中世の西洋では、(いつ頃、何処で行われたかは全く曖昧な説明)
男性が女性にプロポーズに向かう折り野に咲く花を摘んで花束にしてプロポーズの言葉とともにプレゼントした。
OKの場合、女性はその花束の中から一本を抜き取り承諾の証として男性に渡した。
う~ん、ホントかなあ。
確かにきれいごとであるし、なんとなく女性が好みそうな説明ではありますが、
疑い深い私などは、なにやらセレモニーホールの陰謀??のような気がしてなりません。
いずれにしても「仲人」は煩わしいと思われている。
確かに本当の意味での仲人はいなくなったので仕方がない面もありますけど。
結婚式が世代間の認証という面からは、しかるべき仲人が緊張感をもって若い二人を列席者にお披露目するという形式も必要なのではないか。
仲間が集うセレモニーパーティーという人前式は古き世代には疎外感を感じますね。
三々九度世代にはなんとなくぴんと来ない「人前式」が全盛のようです。
テレビの放送作家として活躍した塚田茂さんが亡くなった。
私にとっても縁のある方だった。
私が38歳のとき、当時大人気の久米さん、黒柳さんの「ザ・ベストテン」に対抗して
フジテレビが「ビッグ・ベストテン」を立ち上げた。
そのとき、司会に私を推薦してくれたのが塚田茂さんだった。
残念ながら「ビッグ・ベストテン」は裏番組の「三年B組金八先生」や「太陽に吠えろ」などにはさまれて大苦戦、半年で打ち切りになってしまった。
しかし、塚田さんとはその後も縁があり、私がニッポン放送を退職した時、
一緒に仕事をしないかとお手紙を頂き、その後三年ほどお世話になった。
テレビ東京の「ほのぼのワイド」を二年半、テレビ朝日の「桜っ子クラブ」の一コーナーの司会を
一年ほどやった思い出がある。
ご承知の通り、テレビではうまくいかなかった私だが、
塚田さんは僕に一時、夢を与えてくれた人である。
特に思い出すのが「ビッグ・ベストテン」で、「ザ、ベストテン」を意識してパロディーをよくやった。
例えばその週の「ザ、ベストテン」で小林幸子さんが新幹線のホームから「想い出酒」を歌えば、
「ビッグ・ベストテン」では、スタジオに山手線のセットを作って、
「あちら新幹線、こちら山手線」などとパロディー化した。
今から思うと塚田さんのアイディアはかなり面白いと思うが、
当時は「ザ、ベストテン」のモノマネ番組と轟々たる批判を浴びた。
ちなみに、その「ビッグ・ベストテン」の台本を書いていたのが、
当時塚田さんの秘蔵っ子、高田文夫さんである。
塚田さんは当時まだ珍しかったドデカイ携帯電話を持ち、朝から頻繁に株に熱中していた姿や、、
私がゴルフに夢中なのを見て、ゴルフは何回行っても仕事には結びつかないとぶつぶつ言っていたのを思い出す。
先日の志村正順さん、そして塚田茂さん、私も年代を経たなあと感じる次第である。

このところ用事があって二週続けて鎌倉に行った。
昔、横須賀に住んでいた頃、横須賀線を利用していた。
そのせいだろう、横須賀線に乗るといろいろ当時のことが思い出される。
高校生の頃、夏休みになると北鎌倉の円覚寺の「座禅」に参加した。
座禅に参加というと正確ではない。
座禅はほんの数回参加しただけで、僕の楽しみは、その後にあった「講演会」である。
当時の文化人が連日講演に来た。
大宅壮一さんや亀井勝一郎さん、森田たまさんら、
新聞の顔写真でしか見たことのない人がすぐ目の前でお話してくれるのが魅力だった。
いろいろ記憶に残っている話もあって、
あの頃はいかにそれぞれの方達の話を熱心に聴いていたかが分かる。
話し方はもちろん、物事のたとえ方やユーモアを交える話しぶりなど、人前で話すことについて勉強になった気がする。
大宅壮一さんは、当時次々にアフリカの国が独立していく状況を
「隣の家で子供が生まれたから、うちでも作ろうといった感じで、アフリカ中が産気づいている」
と表現していた。
亀井勝一郎さんは
「読書は一人の作家の作品を集中的に読むことが大事で、それによってその作家の人間性が理解でき、読み手の人生に大いに参考になる」
とおっしゃった。
横須賀線に乗って、なにやら大昔の自分を思い返し、大変懐かしかったのである。
あの「座禅会」は今でも続いているのかなあ。
連休はいかがお過ごしでしょうか。
ゴールデンウイークはそれぞれお楽しみがあろうかと思いますが、私も年齢を経るごとに、その楽しみ方が変わってきたように思います。
最近の一番の変化はゴルフに行かなくなったこと。
以前は月に数回は行ったものですが、今年はなんとゼロ!
自分でも信じられません。
で、何をしているかというと、このブログでもお分かりの通り、
何もない土曜日は何処か近場へ出掛けることが多くなりました。
主に東京の下町。
先日も根津神社の「つつじまつり」に出掛けました。
ネットで調べ、つつじのキレイな庭園へと思い、先ず清澄庭園へ行ってみましたが、
これが何とつつじが遅れているのか終わってしまったのか、ちょこっと咲いているだけ。
全山がつつじとさつきで覆われる築山があり、
5月初旬には築山全体がつつじで燃え立つように咲き誇る、はずでしたがアテがはずれました。
なんとなく納得できず、じゃあ根津神社へとなったわけです。
こっちは凄かった。
花もそうだし、なんといっても人出の凄さ。
出店もいっぱい出ており、あっちこっちがお祭りモード。
さつきはもちろん例の丘に色とりどりに咲き誇り、神社内は文字通り押すな押すな。
やはりGWの相変わらずの人気スポットでした。
地図を見れば先日行った入谷もほんのスグそこにあり、下町の雰囲気が自分でもかなり気に入っているんだなと再認識した次第です。
いいですよね。
東京の下町、風情があります。
また何処か行こう!