突然の思いつきで高尾山に行った。
先日のミシュラン騒ぎの関連で、その中で高尾山が紹介されているという。
そのせいばかりではないだろうが、行ってびっくり。
ちょうど紅葉のシーズンを差し引いても、高尾山は超満員大ラッシュの盛況ぶり。
高尾山の駅を降りるなり、まるで有名神社の正月の初詣のように延々と人並みが続く。
ケーブルカーに乗ろうとしたが、これがなんと40分待ちの表示。
「40分待ち」のプラカードを持ったお兄さんが
「最後尾はこちらです。切符を買ってからお並び下さい」
と叫んでいる。
まるで人気のアミューズメントスポットのよう。
仕方ない、登山道を行こうと登りだしたが、これがまた登る人、下ってくる人でひきもきらない。
まさかミシュラン情報で皆さん高尾山に来ているわけではないだろうが、
ずっと昔に来た高尾山の静けさは全くない。
599mの高尾山の山頂から燃える紅葉とあわよくば富士山も期待したが、
あの混雑では頂上は望むべくもなく、登山道の半ばからすごすごと引き返してきた。
高尾山に何度も来ているというある年配の女性が
「早く来なきゃダメ、昼過ぎじゃねえ」
といわれ蕎麦でも食べて帰ろうとしたが、
これがまた40人待ち!
なんともはやの一日であった。

うちの猫、生まれはれっきとした野良ですが育ちはいいんです。
こいつが可愛い。
名前は『フー』といいます。
もう七年ほど前のことです。
横浜のスーパーの駐車場で、茶色の紙袋に入れられた子猫が捨てられていたんですよ。
か細い声で「みゃーみゃー」鳴いてました。
それが「フー」です。
知り合いの獣医さんに相談したら、生後一週間にも満たないので数ヶ月育てて、
それから飼い主を探しましょうとのことでした。
ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさだったので、私の靴をねぐらにして猫ミルクで育てました。
猫の面倒をみるのは初めてだったんですが、すぐに情がうつりましたね。
ミルクのビンを両手で支える仕草やミルクを飲む様子などが可愛い、可愛い。
すぐに手放すことができない気分になって、以来ずっと我が家に居ます。
フーはなかなか賢い奴で、家に来て数年後犬を一匹飼うことになり、
果たして猫と犬が仲良しになれるものかどうか大いに心配しました。
総てはフーの反応ひとつですから。
フーは来たばかりのケージに入っている犬にハーッ!
という唸り声を発し、猫パンチをかましました。
「こりゃいかん」と思いましたね。
ところが暫くすると、いつも寝てばかりいるフーがファックス台の上に乗り、
下でチョロチョロ動く犬をじっと観察していました。
三日間くらいですかねえ。
ある日フーがストンと床に降り、じゃれつく犬をものともせず普通に生活するようになりました。
以来全く何事もなかったように、犬と猫は喧嘩することもなく一緒にいます。
特に仲がいいわけではありませんが、全く不思議な感じなんすね。
犬と猫を一緒に飼っていらっしゃると思いますが、こんなものなんでしょうか。

高嶋秀武、高島秀武、高嶋ひでたけ、高島ひでたけ。
「どれが正解ですか」と時々訊かれます。
いや、混乱させて申し訳ない。
たまに律儀な方kから
「手紙の宛名を『高島秀武様』としましたが、本当は高嶋秀武なのだそうですね。大変失礼致しました。」
などという手紙を頂いたりする。
ニッポン放送の番組表では「高嶋ひでたけ」となっている。
これは自分で望んだ訳ではなく、ずっと以前、局の編成部が私自身に断りもなく勝手に
「秀武は堅い、聴いてる方に親しまれるように『ひでたけ』にしよう」。と決めたものらしい。
選挙で候補者が票を獲得するために、読みにくい名前をひらがな表記にするようなものなのだろう。
意図は理解できるものの、当人になんの相談もなかったので、あまり愉快ではなかった。
ラジオのしゃべり手の名前なんて軽いもんです。
30代の半ば、若者向けの「宵の口(よいのくち)ワイド」という番組を担当した頃、
やはり「秀武」は堅いということになったようで、
長髪に口ヒゲ、そしてジーパン姿で名前も「ヒゲ武」。
にさせられた。
でもその時はチーフプロデューサーが
「ラジオは顔は見えないけど、服装や外見で人のしゃべり口調は変わるもの」。と説得された。
確かにジーパンにヒゲで,それまでの堅いしゃべりが友達口調の若者に近づくしゃべりに変化したような気がした。
戸籍上は高嶋秀武 、ラジオパーソナリティーとしては高嶋ひでたけ、なのだが、
以前は「嶋」は難しいから「島」にしてという時期もあったので、いく通りもの名前ができてしまったというわけだ。
時折、ネットで私の名前を検索して私の書いた本を探してくれる奇特な方もいて
「秀武」と「ひでたけ」は同一人物かとお問い合わせを頂いたりするのである。
混乱のいきさつは以上のような次第。本当に申し訳ない限りです。

全くもう、自分の不注意だが、とんだドジを踏んでしまった。
先日、デジカメとプリンターを買い換えた。
これはいいとして、知識の無さとよく確かめもせず物を買う悪癖が災いした。
僕のプリンターの用途は、主にデジカメで我が家の犬や猫を撮りその写真をプリントすること。SDカードをプリンターに差し込んでお気に入りの写真を選ぶ。
で、今世間を騒がすY電気でプリンターを買い、いそいそと家に持ち帰ってパソコンに繋いで準備OK。
さあ写真を選ぶぞとデジカメのSDカードをプリンターに差し込もうとしたら、。
「アリャ!?差し込むところがない!。
プリンターを持ち上げて裏から底から全て探したが、ないものはない。
さすがにガックリしたが後の祭り。
何度もコールしてやっとつながったお客様相談センターのおネエさんも
「そのタイプはSDカードは使えません」とあっさりしたもの。
つまり、世のプリンターにはSDカードを挿入できるタイプと、できないタイプがあるというごく当たり前の事実をはじめて知ったのだ。
つまり知らなかったのは私だけ。
でもさあ、プリンターを買った同じ店員さんからデジカメも買ったんだよ。
しかも一緒に300枚撮れるSDカードも。
それなのになんでSDカードが入らないプリンターを買わせて、不思議に思わないの?という割り切れない思いが残った。
しかし人間ができてる私はクレームはいっさいつけず、(だって、インクカートリッジもセットして写真も何枚かプリントしてしまったし)
翌日Y電気にデジカメからパソコンに繋ぐケーブルを買いに行った。
「携帯の写真も取り込みたいので、そのケーブルも買わないといけないんでしょ」
と聞いた。よほど憮然とした顔をしていたのだろう。
先日とは違う店員さんがいきさつを訊いてきたので、事の顛末を話すと、しばらく考えて彼が言った。
「お客様は本当はSDカードが入るプリンターをお買いになりたかったんですね」
「そりゃそうだよ!」
あのプリンターを薦めた店員さんへの非難の気持ちがつい声に出てしまった。
すると彼、ちょっと考えて「じゃあ、お取り替えします」とあっさり。
「でも、もう使っちゃったんだよ」
「ええ、結構です」だって。
というわけで、結論はメデタシメデタシ。
さすがY電気なのであった。
